中日本防除サービス株式会社のロゴ県知事登録番号
「神奈川県R3防第1号」

コラム

ハクビシンの駆除費用とは?駆除の流れや駆除の依頼先までを解説します。

害虫・害獣・害鳥対策から衛生対策までトータルに行う、中日本防除サービスです。 

近年は、山間部や農村部だけではなく都市部においてもハクビシンの被害が聞かれるようになりました。餌が豊富で天敵も少なく、安全な住処=民家まで揃っている都市部は、野生のハクビシンにとっては快適そのものなのでしょう。

しかし、民家に住み着いたハクビシンは、食べ物を漁るだけではなく建物の破損や糞尿による汚損などの被害ももたらす害獣そのものなので、見つけ次第すぐに駆除する必要があります。

そこで今回は、ハクビシンを駆除するときの流れやおすすめの依頼先、気になる費用などを具体的にお伝えしていきます。

ハクビシンの駆除にかかる費用相場とは?

 ハクビシンの駆除を専門業者に依頼すると、10万円前後かかるケースが多いです。高いと思うかもしれませんが、適切なプロセスを踏んできちんと駆除するには最低でもこれくらいの金額はかかってしまいます。

専門業者に依頼をすると、駆除の前にハクビシンの行動特性を把握するため「暗視カメラの設置」と「生態調査」を行います。この調査は駆除の計画を立てる上でも極めて重要な調査となるのでプロセスから省くことはできません。

次に、生態調査で見つかった出入り口の穴を閉塞処理します。穴の場所によって金額が前後しますが、高所作業車を使うような場所であったり、また複数箇所出入口があったりすると金額が上がります。

極端に安い金額で駆除をやってくれる業者もありますが、その場しのぎの簡易的な駆除をやるだけで穴を塞ぐなどの抜本的な解決をしない場合もあるので、ある程度の出費は必要経費と考え、確実に駆除してくれる専門業者を選ぶようにしましょう。また作業工程が増えることで、最終的な金額が見積もりを上回るケースも耳にしますのでご注意ください。

 

ハクビシンの駆除費用は民間企業と行政機関どっちが安い?

結論から申し上げると、民間企業と行政機関のどちらに頼んでも金額はさほど変わりません。行政の方が安価で良心的なのでは?と思うかもしれませんが、行政はあくまで相談に乗ってくれる窓口であって、ほとんどの場合は民間の害獣駆除業者を紹介されるだけにとどまります。

自治体によっては箱穴(檻みたいな罠)を貸してくれるところもありますが、素人が箱穴で害獣を捕まえることは難しい上に、仮に捕まえることができたとしてもまた家に入ってしまいます。結局のところ出入り口を塞ぐわけではないので抜本的な解決にはなりません。このように紹介してくれる業者が限定されてしまったり、応急処置的な方法を提案されたりするよりは、最初から民間企業に相談した方がいいと言えます。優良な民間業者は駆除後の清掃・消毒、閉塞処理はもちろんのこと、アフターフォローとしてノミやダニの駆除もやってくれます。

ハクビシンの駆除費用を抑える方法はある?

相見積もりを取る

害獣駆除の業者はたくさんあるので、選ぶだけでも一苦労ですよね。業者の甲乙を見極めるには、相談時に会社の実績や対応をチェックし、さらに作業内容と内訳が書かれた見積をもらうことです。複数の業者から相見積もりをとることによって相場や適正価格、さらにそれぞれの作業内容の重要度などがわかってきます。抑えるところはきちんと抑えてありつつも良心的な価格で駆除してくれる業者を選びましょう。

 

早めに駆除依頼をする

ハクビシンの被害が確認されたら、できるだけ早く駆除を依頼することをおすすめします。ハクビシンなどの害獣は、建物の破損や食べ物の食い漁りのような実害だけではなく、ハクビシンが複数の人獣共通感染症(動物から人に感染する病気)を持っていることがあり、間接的にでも何らかの接触があると感染症が人間に伝染する可能性があります。感染症の中には皮膚病である疥癬(かいせん)や、発熱や消化器症状、また血小板や白血球の減少などさまざまな深刻な症状をもたらすSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などがあるので、存在しているだけでリスクを負っています。さらに、ハクビシンの出す騒音によるストレスなどの二次被害もあるので、1日でも早く駆除しましょう。

  

ハクビシンの駆除を自分でやらない方が良い理由 

はっきり申し上げると、ハクビシンの駆除を自分でやることはおすすめしません。自分でできることとして忌避剤を家に置くなどはありますが、実際、効き目には個体差があるのであまり期待できません。また出入り口のあたりをつけて自分で塞ぐこともできますが、特定が不十分でいくら塞いでも侵入してしまうことがほとんどです。また害獣駆除に効力のある薬剤や消毒剤なども市販されていますが、穴を適切な材料で塞いだり、複数の穴を漏れなく塞いだりするのは一般人にはかなり難しいです。

少しでも安くしようと自分たちで消毒したり、穴を塞いだりしようとすると無駄な事故が起きやすくなります。タイミングを間違えて閉じることでハクビシンが中で死んでしまい、死骸回収が必要になったり、ハエやうじの処理が必要になったりして当初の金額よりも5〜10万くらい高くなる可能性もあります。

死骸の処分をするときの移設費用(焼却所までの)・焼却費用・召集・ハエやうじの駆除、さらには壁を壊さないと死骸を回収できない場合は、壁の修繕費用までかかってしまいます。 安く済まそうと思って高くついてしまっては本末転倒なので、最初から確実な業者に依頼しましょう。

 

ハクビシン駆除の流れとは

現地調査 

自宅が被害に遭っている害獣がハクビシンなのか、あるいは他の種なのかを特定します。ハクビシンと思っていたら、意外とネズミだったりするケースも多いです。そして、侵入経路の確定と被害状況の確認をします。これらの現地調査を行った上で見積もりを出します。

 

生態・生息確認

出入口を塞ぐ前に、ハクビシンの生態・生息確認をします。焦って出入口を塞ぐと閉じ込めの原因になるので、どのタイミングで出てくるのか、何頭いるのかなど、ハクビシンのルーティンを把握します。

 

閉塞処理

ハクビシンの生態・生息調査を行ったら、次に侵入経路の閉塞処理を行います。ハクビシンが家にいないタイミングで、適切な材料を用いて閉塞します。

 

効果判定

出入口を塞いだら、数週間様子をみます。きちんと閉じられていて再び侵入していないことが確認できたら清掃消毒を行います。

 

清掃、消毒

清掃に伴って天井板を交換したり、断熱材を交換したりすることもあります。

ノミ・ダニに対する消毒は徹底して行います。寄生主のハクビシンにくっついていたものが、生活エリアに降りてきてしまうため重要なプロセスです。ここまでやって完了です。

 

ハクビシン駆除を依頼する前にやっておくべきこと

 実作業として自分でやっておくべきことはありません。実際に駆除をするのは業者になるので、下手に何かをして状況を悪化させるよりは、そのままの状態で待つ方が懸命です。

できることとしては、業者が駆除作業をするにあたって現状を正しく伝えることです。音のする箇所や音の出る時間、日時などをメモしておくとハクビシンの行動パターンやルーティンがある程度見えてくるので作業計画を立てる手がかりになります。

音のし始めの箇所は侵入経路が近くにある可能性が高いので、特に意識して記録しておきましょう。

このように、ハクビシンの行動を事細かに記録しておくことで、駆除作業をスムーズに始めることができます。作業時の暗視カメラの確認時間が少なく済み、生態調査のチェックにかかる時間も少なくなる可能性があるので早期解決に繋がります。

 

まとめ

 ハクビシンなどの害獣は野生動物なので、駆除する際には細心の注意が必要です。野生動物は警戒心が強く駆除の際に身を守るために攻撃してくることもあるので、プロの駆除業者に依頼して正しく安全な方法で駆除してもらいましょう。

私たち中日本防除サービスはハクビシンの生態調査から出入り閉塞の施工、ハクビシンの寄生させていたノミやダニの殺虫、微生物ウィルス対策の消毒処理、糞尿による断熱材の交換や天壁等内装の汚染部の修繕を一括して行っております。一般的な害獣駆除業者は閉塞後の修繕工事を他の会社に外注しますが、弊社は駆除から修繕工事までを自社施工にてワンストップで行います。一つの会社が一貫して全てを行うことでやり取りの手間が省け、中間マージンなども発生しないので費用も安く抑えることができます。 

プロの害獣駆除業者はたくさんありますが、害獣問題をトータルに考え、害獣のいない生活を実現するために親身になって長期的にサポートするのは、弊社が一番だと自負しております。

戸建てだけでなく、商業施設や集合住宅におけるハクビシン駆除の施工ノウハウもございますので、ハクビシンにお困りの方はぜひお気軽にお問合せください。 

お問い合わせはこちら!

ご相談・見積もり無料!
現場のプロが対応します!

当社へのご相談などもお気軽にお問合せください

メールでのお問い合わせも対応しています