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コラム

家にシロアリが出た!対処法や予防方法が知りたい!

害虫・害獣・害鳥対策から衛生対策までトータルに行う中日本防除サービスです。
お家の天敵であるシロアリ。大切なお家を守るためには、早期発見と正しい対策が必要です。そこで今回は、シロアリの見分け方や発生しやすい場所、発生したときの兆候を解説します。シロアリが出たときの対処法もご紹介するので、是非参考にしてください。

これってシロアリ?種類や見分け方

シロアリにも多くの種類がいますが、家に被害を与えるのは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」「ダイコクシロアリ」の4種類が主。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ヤマトシロアリ

・頭部が円筒形で体の半分ほどの大きさ
・高温多湿を好み床下から侵入する
・日本全域に生息
・羽アリの場合4~5月の日中に発生

イエシロアリ

・頭部が卵型で体の3分の1ほどの大きさ
・触ると頭部から乳白色の液体を出す
・高温多湿を好み床下から侵入する
・関東~沖縄に主に生息
・羽アリの場合5~6月の夜間に発生

アメリカカンザイシロアリ

・体長がイエシロアリの約2倍
・頭部が体の約半分を占める
・乾材をエサにするため屋根裏などどこからでも浸入する
・暖かい地域に生息
・羽アリの発生時期は6~7月がメインだが、状況によってはほぼ1年中発生

ダイコクシロアリ

・頭部がよく発達している
・光に集まる性質があり、よく電灯に集まっている
・羽アリの群飛時期は3~11月と他のシロアリに比べて長い
・温暖な環境を好み、沖縄県や奄美大島以南の島々、小笠原諸島でも確認されている
・アメリカカンザイシロアリ同様、乾材をエサにする

一番多いのは?

上記3種類のうち、最も多いのがヤマトシロアリです。
シロアリはコロニーが大きくなると羽アリとなって大量発生するため、このときが目視するチャンスです。目で確認できたときは発生から4~5年経っていることが多く、既に食害が進んでいると考えたほうが良いでしょう。シロアリは1カ月に3~5cm木材を食べて進むため、早めの発見が大切です。
ただし、羽アリのシロアリは黒っぽい色のため、羽アリのクロアリと間違えかねません。シロアリとクロアリを見分ける主なポイントは、「羽」「触覚」「体形」「発生時期」の4つ。

一般的なクロアリは前の羽が後よりも大きくなっていますが、シロアリの場合は4枚の羽すべてがほぼ同じ大きさです。クロアリの羽が取れづらいのに対し、シロアリの羽は簡単に取れやすいという違いもあります。シロアリは土の中などを移動するため、邪魔な羽が取れるように根元に切離し線が入っているからです。
触覚の話をすると、クロアリが「くの字」に曲がっているのに対し、シロアリは数珠状になっているという違いがあります。体形はクロアリの腰がくびれているのに対し、シロアリは全体的に丸くくびれがないのが特徴です。発生時期も異なり、クロアリは6~11月ごろに発生する一方、シロアリは4~9月に発生するのが一般的です。

また、外来種のアメリカカンザイシロアリですが、家具などの輸入品について日本に入ってくる場合が多く、近年では神奈川県横浜市鶴見区周辺で増えているとの報告があります。
「外国からの輸入家具を使わなければ大丈夫」と思われがちですが、輸入家具や木材が置いてある場所から移動して、周りの家に派生することもあるため、注意が必要です。

シロアリに食われた!シロアリがいる家の特徴は?

シロアリは高温多湿で暗いところを好むため、被害が出やすい場所にはある特徴があります。ご自宅に当てはまる特徴がないか、下記で確認してみましょう。

近くに川や池、森林がある家

シロアリは水気のある場所を好むため、近くに川や池がある家は注意が必要です。公園や森林が近い家も要注意。そもそもシロアリは森林の中で木や葉っぱを分解し、土に還してきた生き物です。森林を切り拓いて建った家は、シロアリにとって格好のエサ場になってしまいます。

田んぼの埋め立て地に建てられた家

シロアリは水気のある場所を好む、と前述しましたが、田んぼの埋め立て地などは土壌が湿っているため、こちらもシロアリが好む環境となっていることが多いです。そのため、以前は田んぼだった場所に建てられた家ではシロアリ発生のリスクが高まります。

周囲に木材を置いている家

家の周囲に木材を置いている場合、シロアリが土の中を通って木材に侵入し、大繁殖する恐れがあります。特に建物の基礎近くに木材を置いている家は、「木材→基礎→構造部材」へとシロアリが浸入しやすいので注意が必要です。
敷石として枕木を使っている家や、エントランスに木の柵を使っている家も、侵入経路になりやすいのでご注意ください。

雨漏りが発生している家

シロアリは湿気を好むため、雨漏りで柱や床、壁が濡れている家はターゲットになりやすいです。ただ雨漏りしているだけでは問題ありませんが、雨漏りを放置することで水分が木材につき、木材の細胞の水分飽和量を超えると、細胞が破裂します。その際に、シロアリが好む臭いを発することで、シロアリが集まってきてしまうのです。雨漏りは外壁のわずかな隙間から侵入してくることがあるので、家の中に雨染みがなくても注意したほうが良いでしょう。最近の住宅では、コンクリートの床の割れ目から雨水が入ってくることも少なくありません。

押入れがカビ臭い家

カビが発生する家は湿気が多いため、シロアリが繁殖しやすい環境です。カビの発生とシロアリが直結するわけではありませんが、カビがない家に比べてシロアリ被害のリスクが高いといえるでしょう。

床下が狭い家

床下が狭い家は通気性が悪いため、シロアリにとって活動しやすい環境です。現在の建築基準法では「1階の床面が地面から45cm以上にあること」と定められています。床下が狭いと乾燥した土地でも湿度が高くなるので、人が通れる高さにするのがオススメです。

床下の換気口が少ない、換気口が塞がれている家

建物の基礎部分には換気口がありますが、換気口の数が少なかったり、物を置いて塞いだりしている家はシロアリに注意が必要です。建築基準法では「300平方cm以上の換気口を5mごとに設置すること」と定められています。基準を満たさないと床下に湿気が停滞しシロアリ被害に遭いやすいので、1辺あたり2個以上の換気口があるのが理想といえます。

庭に植木がたくさんある家

庭に植木がたくさんあり鬱蒼とした家は、暗い場所と湿気を好むシロアリにとって棲みやすい環境です。特に家の壁近くに垣根や盆栽棚がある場合、木材を通って家の中に侵入しやすいので注意が必要です。

築年数が経った家

築年数が5年以上経った家は、シロアリ被害に遭いやすい傾向があります。新築の家はシロアリ予防の薬剤を使っているため被害に遭いにくいですが、効果がずっと続くわけではありません。シロアリ被害を防ぐためにも、定期的に検査を依頼したり、5年に1度は薬剤を撒いたりするようにしましょう。

上記のようにシロアリは暗くてジメジメした場所を好むので、予防のためには日常的に風通しを良くすることが大切です。

シロアリ被害の見つけ方

シロアリは床下から入ってきやすいため、被害に気づくのは簡単ではありません。しかし、下記のような兆候がある場合シロアリが家の中で繁殖している可能性があります。

・蟻道(ぎどう)がある
・和室の畳がきしむ
・壁紙が浮いている
・柱の見た目がバサバサしている
・柱の表面に砂が付いている
・柱や床に小さな穴が開いている
・壁の近くに木の粉が落ちている
・暖かい時期に家の周囲に大量の羽が落ちている
・近所の家がシロアリ被害に遭った

蟻道とは光や外気を避けるために、シロアリが作る茶色い土のトンネルのこと。シロアリは蟻道を通って地中から木材に移動するため、巣を特定する手がかりにもなります。
シロアリの兆候はこのようにさまざまありますが、長年住んでいると変化に気づかないことが大半です。
中には業者の点検や、お風呂の改装工事で解体して初めてシロアリ被害に気づいたというケースも少なくありません。

シロアリが出たらどうすればいいの?

個人でシロアリ対策する場合、「殺虫剤を撒く」か「掃除機で吸う」のが一般的です。
殺虫剤はドラッグストアで購入できるため比較的費用を抑えられますし、掃除機で吸いこんだシロアリは24時間以内に死滅させることができます。
ただし、シロアリは床下や木材の中、屋根裏などにも生息するため、殺虫剤や掃除機ですべてを駆除することはできません。
完全に駆除するためには、まず床下に潜って被害の根源を確認することが重要です。原因を追究してから、薬剤を塗布し、同時にシロアリが発生する原因となっている環境も改善する必要があります。木の強度がある場合はそのままでも大丈夫ですが、脆くなっている場合は別途木材の差し替えや補強も必須です。

このように個人で完全にキレイにするのは困難なため、根本的に解決するなら業者に頼むのが一番です。
シロアリの駆除には大量の薬剤が必要な場合がありますが、専門業者ならシロアリの種類や生息地に合わせて適切に散布してくれます。

 

まとめ

シロアリは床下や天井裏など暗くてジメジメした場所に生息するため、気づいたときには被害が進んでいることが少なくありません。特に「水辺や緑が近い家」や「木材を周囲に置いている家」「築年数が経った家」「床下が狭い家」などは被害に遭いやすいので注意が必要です。
シロアリ発生の兆候としては、「壁紙が浮いている」「柱に砂がついている」などが代表的ですが、長年住んでいると変化に気づかない人も少なくありません。気になる方は業者に点検を依頼するのがオススメです。
発見した場合は殺虫剤や掃除機を使って個人で駆除する方法もありますが、あくまでも一時しのぎのため根本解決にはなりません。完全にキレイにするには床下の調査と薬剤の散布が必須なので、シロアリ駆除業者に依頼するのが確実です。
一般的な業者の場合、消毒後に大工さんを呼び、脆くなった柱の補強や入れ替えを行うことが多いですが、中日本防除サービスならワンストップで対応できます。大規模工事が必要な場合は大工さんやリフォーム屋さんに依頼しますが、補強工事ならトータルで施工できるので余計な手間がかかりません。
弊社では、「電話でのヒアリング→現場調査→見積りの提案→契約→施工→清掃・消毒・修繕」の順でシロアリ防除工事を行っています。
駆除して終わりではなく床下の湿気対策や補強工事、基礎のひび割れなどもしっかり行うので、シロアリの再発を防ぐことができます!
シロアリ被害を食い止めるためには、早期発見と早期対策が必須です。
ご相談・お見積りは無料なので、家にシロアリが出た方はお気軽に弊社にお問い合わせください。

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